たきです。
最近、TwitterやInstagramの名前に🏳🌈を付け始めました。気になって調べてみると、名前やプロフィールの説明文にこの記号を使っている人がかなりの数居ました。
この虹色の旗の記号、実はとある人々を象徴する旗なのですが、知ってますか？
虹色の旗の正式名称は「レインボーフラッグ」、実は6色。
虹色の旗の正式名称は「レインボーフラッグ」です。そのまんまですね、はい。
しかし、実は虹って7色のイメージが強いと思うんですけど、レインボーフラッグは赤、橙、黄、緑、青、紫の6色なんですね。
レインボーフラッグはLGBTの象徴
そして、このレインボーフラッグはLGBTの象徴の旗です。
同性婚を求めるデモや、LGBTへの差別解消を訴えるデモなどで、参加者がこのレインボーフラッグを振って活動していることもあります。
レインボーフラッグの原点は、ギルバート・ベイカーさんという方が手染めで作成し、それがサンフランシスコで行われたパレードで使用されたことだと言われてるそうです。
なぜ虹色だったのかは諸説ありますが、Wikipediaに掲載されているのは、ベイカーさんがジュディー・ガーランドさんが歌った「虹の彼方に」に着想を得たということ、大学で行われたデモに使用された旗が起源だという説があります。
なぜ7色ではなく6色なのか
レインボーフラッグは当初、ピンク、赤、橙、黄、緑、ターコイズ、藍、紫の8色でした。
しかし、大量生産をするためにはピンクを省かなければならず、ピンクを省いた7色が使われるようになりました。
日本でも虹は7色というイメージがありますよね。
なぜ7色からさらに6色に色数が減ったのかというと、諸説ありますが、レインボーフラッグの製作者である、ギルバートベイカーさんはインタビューで
Q.8色だった理由として、私が聞いたことがあるのは、サンフランシスコ・プライド**の隊列が8列だったからだというものなんですが……
いや、そのためではない。違います。8は、偶数だからですよ。半分が暖色で、半分が寒色だ。虹のスペクトラムは、さまざまな色に分けられます。
ベイカーさんは帯を偶数にしたかったのでしょうね。
Wikipediaを見てみると、7色のレインボーフラッグは1978年から1979年のわずか1年ほどしか使用されていないため、7色のレインボーフラッグはあくまでも大量生産をするための暫定的なものであったと考えられます。
色の意味
一番最初の8色のレインボーフラッグの各色には以下のような意味が込められていたそうです。
ピンク：sexuality （セクシャリティ）
赤：life （生命）
橙：healing （癒し）
黄：sunlight （太陽）
緑：nature （自然）
ターコイズ：magic/art （魔術 / 芸術）
藍：serenity/harmony （平穏 / 調和）
紫：spirit （精神）
なぜTwitterやInstagramに🏳🌈をつけるのか
冒頭でも書いたように、最近SNSの名前などにレインボーフラッグを付けている人が増えているように思えます。
理由としては、LGBTの活動に賛同している方だったり、本人がLGBTであることをオープンにするためだと思います
ただ、レインボーフラッグの意味を知らず、きれいだから、かわいいからという理由で使っている人も少なからずいるとは思います。
僕は別にそれでもよくて。虹色の旗が気になった人は多分グーグルとかで検索して、LGBTのことを知る機会になりますし、別に虹色の旗＝LGBTという意味ではないので。あくまでも象徴であるので、そこまで気にする必要はないんじゃないかなと思います。
