たきです。
コロナが世界で猛威を振るっている今、早くもコロナ終息後世界はどうなるのかという議論が交わされています。
コロナ終息後世界はどうなるか、僕なりに考えてみました。
「国連」の改革
今回のコロナ騒動で、WHOの対応の杜撰さが世界中で非難されています。
例えば昨年12月31日、台湾はWHOに対して「コロナは人から人へ感染する可能性がある」と忠告していたにもかかわらず、今年1月14日WHOは世界に向けて「人から人への感染は確認されていない」と発表しました。
そして、1月23日WHOは「時期尚早だ」と非常事態宣言を見送り、その1週間後に非常事態を宣言。3月になって「あかん、パンデミックになってもうた」とパンデミックを宣言。
でも「中国の対応は素晴らしい」「中国を見倣うべきだ」「と中国を称賛しまくるという分かりやすすぎるほど中国寄りの対応。
いざ世界で感染が拡大したらWHOは「我々は早くから最高レベルの警告を鳴らしてきた」「世界はWHOに耳を貸すべきだった」と逆ギレ(笑)
いや、「時期尚早だ」とか言って非常事態宣言一週間見送って、渡航貿易の制限もしないでと言って、台湾の早期の警告を無視して中国擁護してたのはどこのどいつだよ。多重人格かよ。
WHO(テドロス)がなぜ中国寄りの対応をしているかというと、テドロスがエチオピア出身で、そのエチオピアは中国から多額の支援を受けていたため、中国の国連分担金が年々増え、今年はついにアメリカに次いで2位に。
結果的に国連組織であるWHOはコロナを世界中に拡散させた「加害者」、中国との「共犯者」になっています。
コロナを機にWHOをはじめとする、国連組織の存在意義が問われることになるでしょうし、既にトランプ大統領とマクロン大統領がWHOの改革が必要と合意、G7首脳がWHOの改革を訴えています。
コロナ終息後に国連・WHOの改革・もしくは腐敗しきった国連組織は解体し、新たな組織をつくるなんてこともありうると思います。
キャッシュレス化がさらに進む
コロナで一躍注目されているのが「キャッシュレス決済」です。
現金の場合、紙幣や小銭は不特定多数の人が触れていて、そこにコロナウイルスなどのウイルスが付着していたら、自らも感染するリスクがありますが、キャッシュレスの場合は、スマホやカードなどの自分しか触れないものを使いますし、小銭の受け渡しの時などに店員と触れることも少なくなるので、感染リスクを下げることができます。
そのため、コロナ予防でキャッシュレス決済を始めた人が、コロナ収束後も「意外と便利ね」と言ってキャッシュレス決済を続けるなんてこともありますし、衛生面から見てもキャッシュレス決済の普及がさらに進んでいくのではないかと思います。
僕は以前記事にしましたけど「バーコード決済」は使いたくないんですけどね。(僕がバーコード決済「○○ペイ」を使いたくない理由。 - たきぶろぐ)
テレワーク(リモートワーク)が進む
コロナで緊急事態宣言が出されて以降、人と人との接触を減らすためにテレワーク(リモートワーク)を導入する企業が出始めました。
わざわざ出社してやるほどのことでもないことは、家でやるなんてこともこれからの時代当たり前になっていくかもしれないですね。
寧ろようやくかと遅く感じるくらいなんですけども。
ハンコは不要に?
日本のIT担当大臣は「スマホでSNSが投稿できるから」という理由で(冗談)選ばれ、しかもIT化を進めるべきなのに「はんこ議連」の会長を務め、ハンコの廃止については「所詮、民・民の話、国としては介入しない」と発言。
その上このIT担当大臣のHPはドメインがロックされ閲覧できず、YouTubeでは海賊版のアニメにいいね!を押して高く評価...。こんな人がIT担当大臣なんです。ありえないでしょ、日本。ちなみにこの人78歳です。
ちなみにGMOの会長はIT担当大臣の「所詮は民・民の話」という発言を聴き、即座に「じゃあ廃止します」とツイート、アメブロやABEMA(旧AbemaTV)などの事業をもっているサイバーエージェント社長も反応。あれ、国より民間のほうがまともな対応してるような...気のせいか()
SNSできるだけで大臣になれるんだったら僕もできるね。
テレワークも導入されていますけど、ハンコだけ押しにオフィスに出社するなんてこともありました。あほらしいでしょこんなの。
てことで、ハンコを完全に廃止して電子契約・はんこの電子化(電子印鑑)を導入して、コスト削減をしようじゃないかってことです。
ちなみに、GMOの印鑑廃止に対する取り組みはこちらから見れます。そして、河野防衛大臣も電子決裁にしたと発表。
防衛省内局、統幕、陸幕、海幕、空幕、装備庁、防大は、内部決裁を全て電子決裁にしました。省外からの書類に関しても印鑑証明が要らないものは印鑑を不要とします。印鑑証明に代わる証明については、総務省が検討中のシステムで行います。
— 河野太郎 (@konotarogomame) April 27, 2020
それにしても日本の大手IT企業に呆れられる・見放され、IT担当大臣って構図笑えますね。
中国の影響力は下がる?
これは疑問形なのですが、中国の世界での影響力が下がるのではないかと思っています。
今回のコロナウイルスが昨年12月(香港紙の報道では11月)に確認されていたのに1か月近く隠蔽し、春節の連休で世界中に中国人が飛び回り、ウイルスを世界にばらまき、それなのに謝罪もせず寧ろ「コロナは米軍が持ち込んだ」と証拠もないのに公言。
さらにさらに世界各国にマスクや医療物資・検査キットなどを輸出支援し、「中国はいい国でしょ」とアピールするも不良品だらけ、金だけもらって不良品を送り付けるという詐欺的行為を行っています。
こんなことしてたら、世界的には「中国はもう信用できない」という考えが広がっていくのは当然で、中国の影響力は下がるのではないかと思います。
実際イギリスドイツフランスアメリカなどが中国の責任を厳しく追及するほか、中国政府に対する訴訟で合計1京1000兆円の賠償を請求されているとの報道もありますね。いや、1京とかこのニュースで初めて知ったわそんな単位。
怖いのが、この期に及んで南シナ海で行政区を設置し、尖閣諸島付近の日本の領海に侵入してくる、領空侵犯など、「武力や強引にでっち上げ」て影響力を誇示し続けるということですね。
このような動きを止めるためにも、中国に賠償請求をして経済的に困窮させて、中国の国力を落とさないといけないかもしれませんね。中国が北朝鮮化しなければいいのですが。
世界政府・・・?
イギリスの元首相が「世界政府」を設立することを提案したと、時事通信が報じました。(元英首相が「世界政府」を提案 新型コロナ、医療・経済危機に対応:時事ドットコム)
これはあくまでも「一時的」と主張していますが、まあ都市伝説界隈では「世界統一政府」って有名ですよね(笑)。僕も都市伝説は結構好きなのでよく聴きますけど。
世界政府ははっきり言って、ありえないと思います。
今世界は200か国近くあり、一つ一つの国に文化や風習、伝統があります。それを一つに統一するなんてことは不可能な話。
中国の少数民族に対する弾圧・差別を見ればわかりますが、世界統一政府ができれば、世界中でこんなことが起こります。結局一番人口の多い民族が力を持ち、それ以外の民族は軽視・淘汰されていく可能性が高いです。
それに国によって言語も何もかも違うのにそれを一元化して一つにまとめようなんて、そんなのできるわけないだろって。新しい言語を作るならまだしも(笑)
もし世界政府が樹立されたとして、少数民族が弾圧・淘汰されていけば、その少数民族が世界政府からの独立を求めることは目に見えてるし、もし独立が進んでいけばあら不思議、今と同じに。変わるとすれば地図で直線的に国境線を引かれ、民族が分断したアフリカの国境などではないでしょうか。
それに世界政府なんて本来要らないはずなんですよ、国連がしっかりと機能していれば。国連組織(WHO)が今回しっかりと機能していなかったから問題になってるわけで。
なのでやっぱり国連改革か新組織を立ち上げるのが一番現実的なのではないかと思います。
これまでの日常が戻ることはないのでは?
これまでの日常が戻ることはないと思います。これまでの日常に戻れば、今回のコロナのような新興感染症などが起こったとき、また同じように世界中で多くの感染者死者を出すことになるからです。
コロナ後はよりリモートワークやテレビ会議などデジタル技術を活用し、今後このようなことが起こっても、大きな被害が出ないようリスクを下げていく動きが進んでいき、それがこれからの新たな日常になっていくのではないかと思います。
デジタル技術の活用が遅れていた日本がリモートワークやテレワーク・オンライン授業などを導入し、コロナの流行で良くも悪くも日本が変わっていることを実感しています。
これをコロナが収束したからと言って無理に以前のものに戻す必要はなく、コロナ以前とコロナ流行中のどちらがよかったかを検証・比較し、新たな日常を作っていくことで世界は変わっていきます。
その前に今はSTAY HOME、家で過ごしてコロナを1日も早く収束させましょ。