たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

コロナ第二波を避けるために/第二波への備え

たきです。

昨日の東京都の新規コロナ感染者は2人でしたね。僕もその数字を見て「お、すごいな、『これから増えて緊急事態宣言は延長される』って言ってたから、これまた予想裏切られたな」と思っていたのですが、今日は再び二桁になりました。たまたま今日1日の数値が高かったのか、増加に転じているのかは今日1日の数字だけでは判断できません。が、普段新規感染者数が少ない傾向にある日曜日で、増加に転じるというのは心配です。

これから来るであろう第二波にどのようにして備えればいいのか、考えてみます。

やることは基本的に変わらない

やることは基本的に変わりません。ただし、緊急事態宣言が解除されたら、東京都は休業要請を2週間毎に感染状況などを考慮してステップ1から段階的に緩和/解除していくことを明らかにしています。*1

これにより段階的ではありますが、大人数でのイベントが開催可能になり、場合によっては三密が揃いやすい環境になりえます。「イベントの開催をするな」とは言いませんが、入場時に消毒をすること、可能な限り他人との距離を保つこと、マスクをつけること、可能な限り三密は避けること。

そして、外出自粛要請は解除されますが、不要不急の外出はなるべく避けること(特に医療体制が十分とは言えない観光地など)、手洗いうがいをきちんとすること、マスクの装着を継続すること、三密を避ける、他人との距離は保つこと。

「緊急事態宣言解除=コロナ収束」と誤解されている方も多いですが、あくまでも緊急事態宣言は、経済・国民の命が危ぶまれる重大な危機に直面したときに発令するものです。重大な危機からは脱したけど、コロナが収束したということではないので、引き続き予防を徹底しましょう。

第二波が起こる原因

第二波が起こる原因は、僕が思うに四つあります。

一つは無症状の感染者が知らぬ間に複数の人に感染させ、「感染の連鎖」が起こり第二波となること。二つ目は韓国のようにクラブやライブハウスなどの密集した場所で集団感染が発生し、そこから大規模な感染の連鎖が起こること。三つ目は病院や介護施設などの施設でクラスターが発生し、そこから感染の連鎖が起こること。四つ目は海外からウイルスが持ち込まれ、観光地などで感染が発覚するということ。

四つ目の海外から持ち込まれる可能性は低いと思います。感染が拡大している地域からの入国は拒否していますし、そのほかの地域でも入国者に対しては14日間隔離をするなどの対策をしています。

だとすれば、第二波が起こるとすれば国内のどこかからということになります。

一つ目の無症状の感染者からの感染の連鎖を防ぐには、「自分も感染者かもしれない」という意識を誰しもが持ち、マスク装着・密を避ける・手洗いうがいを徹底するということが重要。「症状がない=コロナじゃない、自分は大丈夫・関係ない」という考えを改めなければ、防ぎようがない。

二つ目のクラブ・ライブハウスなどの三密が揃いやすい場所からの集団感染は、非常に申し訳ないのだけれど、まだこれらの施設には営業休止を継続していただくしかないのかなと思っています。韓国のナイトクラブ発の集団感染は、既に200人を超えています。*2僕も一度渋谷にあるライブハウスに行ったことあるけど、小さい面積に人が動けないくらいギッチギチに入ってて、歓声は上がるし、ライブ始まる前はファン同士でおしゃべりもするし。この中にコロナが居たらあっという間に広まっちゃいますよね。なので、申し訳ないけどもうちょっとだけ待っててほしい。再開したらファンは必ず行くから。

三つ目の病院や介護施設などの施設からの集団感染。医療現場はコロナとの戦いの最前線ですし、介護施設も介護士さんと要介助者との距離も近いので、集団感染が起こるのは仕方がないことです。100%防ぐことなんてできません。重要なのは、集団感染をいかに施設内で食い止めるか。韓国のナイトクラブでの集団感染は、不特定多数の人が出入りしていたことから、施設内で食い止めることができずに感染の連鎖が起こり、第二波が起こっています。

もうすでにしているところもあるとは思うけど、入院患者・入居者との面会の禁止や、外来患者とコロナ患者の治療をする医師をしっかりと分けること、コロナ疑いの患者は外来患者と接触させないように配慮すること、来館者や医療スタッフの手洗いうがいを徹底すること、レッドゾーンやグリーンゾーンと明確にゾーニングすること。

これでも100%防ぐことはできませんけど、リスクを下げることはできると思うので、しっかりとやってほしいです。

第二波への備え

無症状の感染者も居ることや、症状が軽く済んでただの風邪だと思っている人も居るのが今回のウイルスの厄介なところ。

第二波が起こる可能性も0ではないため、第二波に対して備えることも必要です。

第一波が収束したからと言って、リモートワークやテレワークをやめて、これまでのオフィスでの勤務に逆戻りするのはどうなのかな。満員電車で「密集・密接・密閉(窓開けて換気はしてるけど)」は揃いますし、第二波が来てまたテレワークに戻すとなると手間がかかるじゃないですか。

そして、病床数・軽症者を宿泊療養するホテルの確保。収束したからと言って減らすことはせず、維持する必要があるのではないでしょうか。ホテルに関しては相手が民間企業であることから仕方ないにしろ、また感染が拡大したときにすぐに借り上げられる体制を維持すべきだと思う。

そして、マスクや医療物資の生産体制も国内で増強しましたよね。せっかく国内で生産できる体制を整えたのに、収束したからと言ってコストかかるからーって言って辞めて、第二波起こってまたマスクの供給が滞ったら意味ないですよね。この機会に国内でも引き続き生産を続けて、自給率を高めようじゃないですか。

第一波の収束後は第二波への準備期間として、引き続きこれらの体制は維持していただきたい。第二波が起こらずにこのまま収束したとしても、備蓄に回してまた来るであろう新興感染症への備えにすればいいし。

リモートワークやテレワークも。朝の通勤ラッシュもせっかくマシになったのに、またあの酷い痛勤電車に乗ることになるのは勿体ない。会社に行かなくてもできることは家でやって、必要な時に会社に行けばいい。

とにかく油断せず、手洗いうがい、三密を避けて引き続きマスク装着!人との距離を保って第二波を起こさないように気を付けましょ。

そして夏、コロナなんか気にせず海水浴しようじゃないかー!!

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