たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

【写真】4泊5日、沖縄旅行に行ってきた

昨年の夏ですが、中学時代の友達に誘われて4泊5日の予定で沖縄に行ってきました。桜の写真を夏に投稿したり、紅葉の写真を冬に投稿したり、季節感のないブログですが、またもや夏の沖縄の写真を冬に投稿するという...もはや恒例行事ですね。

お蔵入りにしようかなと思ってたんですけど、気が変わったので出しちゃいます。

1日目

羽田空港

羽田空港

羽田空港

羽田空港の展望デッキからみた飛行機です。飛行機は苦手なんですけど、外から見る分には好きです。なんか丸みを帯びててかわいいし。

この飛行機に乗るわけでは無いんですけど、初日は夕方ごろに東京を出発して、沖縄に夕方についたと思います。なので沖縄に着いたらそのままレンタカーを借りて、ホテルにチェックインしてって流れだったかな。あんまり遠くには行っていなかったと思う。なんせ半年近く前のことなので記憶が曖昧。

2日目

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷の入口

ガンガラーの谷 入口

二日目はガンガラーの谷に行ってきました。ガンガラーの谷って聞いたことありますか?僕は正直聞いたがことなく初めて行ったのですが、ガイドさんもとても面白い方で楽しかったです。

ガンガラーの谷は昔はとても大きな鍾乳洞だったらしいんですけど、鍾乳洞の天井が崩落してできた谷だそう。昔は洞窟であったために雨風をしのげた上、川も近くにあり、ここに人が暮らしていた可能性があると言われ、様々な調査が行われている場所です。ツアーガイドさんが詳しい解説をしてくれるので、興味のある方はぜひ行ってみてください。

ガンガラーの谷 ケイヴカフェ

ガンガラーの谷 ケイヴカフェ

入口には勿論受付があったのですが、その横にはケイヴカフェがあります。鍾乳洞の中にあるカフェって世界中を探しても珍しいのではないでしょうか。ツアー開始までの時間がなかったのでお食事はできませんでしたが、イスに座って少し休憩していました。この空間、天井も高く広さもかなりあることから、たまにコンサートなどイベントが開かれるみたいです。

ガンガラーの谷 ガジュマルの木

ガンガラーの谷 ガジュマルの木

ツアーがはじまり、いよいよガンガラーの谷内部へ。

これはガジュマルの木です。ガジュマルの木は「歩く木」とも呼ばれているのですが、その理由が木から垂れ下がっているこのツタみたいなもの。これ実はツタじゃなくて根っこなんです。これが地面まで垂れさがると一本の幹のようになり、おおもとの古い木は枯れていく。木の位置が変わっていくから、歩く木と呼ばれている、なんて話をガイドさんがしていたと思います。うろ覚えなので間違っていたらすいません。

歩く木って...こんな不思議な植物もあるんですね。自然ってすごい。

ガンガラーの谷 ガジュマルの木

ガンガラーの谷 ガジュマルの木

ガンガラーの谷の目玉スポット...というか、ガジュマルの木はたくさん生えてるんですけど、これほどでかいのは珍しいみたいです。結構な高さのある崖よりも高く伸びていますね。でももう360°囲まれてしまっているので、歩くことはできなさそう。どうするんだろう。

ガンガラーの谷 石棺

ガンガラーの谷 石棺

先ほどさらっと、ここに港川人が暮らしていたのではないかと言われて調査が行われていると書きましたが、その発掘調査で見つかったのが、この石の棺。中にはたくさんの人骨が入っていたそうです。昔の人がここで暮らしていて、一緒に暮らしていた人が何らかの理由で亡くなり、それを棺に入れて埋葬する、現代に通じるものがありますね。

ガンガラーの谷には他にも見どころがたくさんありますし、実際に行ってみると感じることもあると思います。ぜひ一度行ってみてください。

ガンガラーの谷 生命の神秘を辿る旅へ

DMMかりゆし水族館

続いていったのがDMMかりゆし水族館。美ら海水族館はコロナでやっていなかったので、代わりに行ってきました。CMで見たことはありますが、行くのは勿論初めて。

DMMかりゆし水族館 入水するカワウソ

DMMかりゆし水族館 泳ぐカワウソ

DMMかりゆし水族館 カワウソ

僕あまり魚には興味ないので、魚の写真は撮ってません(笑)。じゃあなんで水族館に行ったんだ、というツッコミはナシで。カワウソってかわいいですよね。ちっちゃくてつぶらな瞳。すばしっこくて写真を撮るのも一苦労。

そういえば最近、カワウソが人を襲うなんて事件もありましたね。かわいいけど近寄るのは街で見かけても近寄るのはやめておこう。まあ日本で街を歩いてカワウソを見かけるなんてことそうそうないですけどね。

DMMかりゆし水族館 クラゲ

DMMかりゆし水族館 クラゲ

DMMかりゆし水族館 クラゲ

かりゆし水族館のクラゲの展示スペースがすごかったんですよ。円柱型の水槽が何本か立っていて、その中にクラゲが入ってるんですよ。まるで何かの実験施設のような感じで、幻想的な空間でした。

DMMかりゆし水族館|沖縄に新しいカタチのエンタテイメント水族館

瀬長島

瀬長島からみる海

瀬長島からみる海

続いて向かったのは那覇空港に近い島、瀬長島。

飛び立つ飛行機

飛び立つ飛行機

瀬長島は那覇空港の滑走路の延長線上にあるので、離陸する飛行機の姿をハッキリと見ることができます。飛行機好きだと機種まで分かるとは思うんですが、僕には航空会社とボーイングかエアバスのどっちかだろうなあ、くらいしか分かりません。

瀬長島からみる海

瀬長島からみる海

瀬長島に入ってすぐの所に休憩所と広場があったんですけど、芝生が気持ちよさそうですね。この日はすごい暑かったうえに、湿度も高かったので芝生でゆっくり休むなんてことはしてないんですけど、芝生に寝っ転がって海の音も聞けて飛行機も見れて、良い場所ですね。

3日目

古宇利島

古宇利ビーチ

古宇利ビーチ

3日目は古宇利島に行ってきました。夏ということもあってか、閉じたパラソルが並んでいましたが、お客さんは少なめ。この時って海水浴禁止とかでしたっけ?人が少ない方が写真は撮りやすいのでいいですけど。それにしても、砂浜が綺麗ですね。ゴミ一つ落ちてない。

ここ、なんか見覚えある景色だなと思ったら、多分高校の修学旅行で、民泊で連れて行ってもらった場所だと思います。夜に行ったので本当にここかは覚えてないんですけど、星空がめっちゃきれいだった記憶があります。民泊で泊まった家の人は「アベガー」とか「アメリカガー」とか口を開けばそんな話ばっかで、正直楽しくはなかったですけど、唯一のいい思い出がここで見た綺麗な夜空でした。本当にここだったかは知らんけど。

古宇利ビーチ 風になびくパラソル

古宇利ビーチ 風になびくパラソル

ビーチには使われていない閉じたパラソルが空しく風に靡いていました。本当海も砂浜もきれいだな...。

古宇利ビーチから見る古宇利大橋

古宇利ビーチから見る古宇利大橋

この橋有名ですよね。沖縄のパンフレットとかでよく見る気がします。この橋だけで2km近くの長さがあるんですよね。古宇利島からみて奥の方、ちょっと上がって下っているのがポイント。晴れていたらもっとよかったんでしょうけど、旅行に行った日、全体的にどんよりした天気だったんですよね。後述しますが、台風も近づいてましたし(笑)。

橋詰公園

橋詰公園

この記事のアイキャッチにもなっている写真です。古宇利ビーチの近くに橋詰公園という公園があるらしく、その東屋の屋根が沖縄の赤い瓦を使っていて、いかにも沖縄らしいなと思い撮影。こっち側は晴れていますね。本島の方がどんよりしてるのかな。

古宇利ビーチ ヤシの木

古宇利ビーチ ヤシの木

古宇利ビーチと橋詰公園の間に小さなヤシの木が並んでいました。ヤシの木越しに見る青い海と古宇利大橋。いかにも南国って写真ですね。

古宇利島のハートロック

古宇利島 ハートロック

古宇利島の北部にはハートの形をした岩があることで有名みたいですね。僕は知りませんでしたが。左の岩はハートに見えるけど、右のはハートには見えない...。駐車場からここにたどり着くまでの道が草がボーボーに生えてたり、足元がぬかるんでたと思ったら、今度は岩場でごつごつしたり、苦労した記憶があります。

今はハート型ですけど、これもこれから何十年かけて波に浸食されて形が変わっていくのかな。

古宇利島 ティーヌ浜

古宇利島 ティーヌ浜

ハートロックがあるところは小さなビーチになってるんですよね。ここに来るまでの道が結構ハードな上に、この写真の通り崖に囲まれているので、プライベートビーチ感もあって素敵な場所です。ハートロック目当てのお客さんが結構居たので、プライベートビーチではありませんが。

ちなみに、ビーサンとか水着とか持って行ってないので、ビーチには下りてません。

古宇利島 ティーヌ浜とハートロック

古宇利島 ティーヌ浜とハートロック

海も砂浜もきれいすぎる。この時は波も高くなく、海も落ち着いていたので、海に入って遊んでいる人もチラホラ見かけました。古宇利ビーチよりこっちの方が人気なのかな。

4日目

沖縄本島最北端の地 辺戸岬

辺戸岬

辺戸岬

沖縄本島の最北端の地がこの辺戸岬。あくまでも沖縄本島の最北端であって、本当より北にも沖縄県の島はあるので、沖縄県最北端ではないみたいですね。天気がいいと与論島を見ることができるみたいです。

辺戸岬 祖国復帰闘争碑

辺戸岬 祖国復帰闘争碑

沖縄県は言わずもがな、かつてアメリカによって統治されていた時代があります。沖縄県の祖国復帰を記念し建立された石碑です。

沖縄には現在も米軍基地が集中しています。これは沖縄県に負担を押し付けているわけでは無く、沖縄がそれほど日本やアメリカにとっても重要な場所で守るべき場所だということです。だからと言って米軍が何をしてもいいという事ではありませんが、沖縄県民が米軍に守られているというのも事実。出て行けと主張するのは構いませんが、米軍撤退後沖縄は誰が守るのか。隣には「沖縄はわが国の領土だ、奪還せよ」と主張する中国が居ます。中国による台湾への軍事侵攻も想定されている今、米軍が出て行って自衛隊だけで沖縄を守ることができるのか。そういうことも考えるべきでは。

望遠鏡

望遠鏡

観光地によくある望遠鏡ですね。100円を入れれば与論島がはっきりと見えるのかな?あいにく小銭がなかったので見れなかったのですが、この寂れた望遠鏡もまたいいですよね。

ピースポール

ピースポール

めちゃくちゃちっちゃいんですけど、「世界人類が平和でありますように」と書かれたピースポールが端っこに建てられています。先日初日の出を見に行った時、天覧山付近でも見かけたのですが、観光地などによく建てられているようですね。かつて激しい地上戦が繰り広げられ、多くの住民が犠牲になったこの地に建つピースポールは説得力がありますね。

遠くから見る祖国復帰闘争碑

遠くから見る祖国復帰闘争碑

いかにも神聖な場所という雰囲気がしますね。

鳥のオブジェ

鳥のオブジェ

かつて沖縄がアメリカに統治されていた頃、沖縄県民と日本領土であった与論島の人々とが、与論島と沖縄本島との間の海上で年に一度交流をしていたようで、それもあってか与論島とこの辺戸岬がある国頭村の友好の印として、この鳥のオブジェが建てられたそうです。何の鳥を模しているのかは分かりませんが、丸っこくてかわいいですね。

鳥のオブジェが見るのは祖国復帰闘争碑

鳥のオブジェが見るのは祖国復帰闘争碑

鳥のオブジェの頭の向きを見てみると、祖国復帰闘争碑があります。意図してこのようなカタチにしたのだとは思いますが、こういうのいいですよね。

沖縄本島最北端の地

沖縄本島最北端の地

僕らは別の道から入ったので見落としていましたが、駐車場近くにこのような丸太が置かれています。あくまで沖縄最北端の島は伊平屋島という島だそうです。フェリーでのみアクセスが可能らしいですが、船は船酔いが怖いんでパスで。

辺戸岬の全景

辺戸岬の全景

辺戸岬の全景

辺戸岬の全景です。緑地化されて居心地が良かったです。

沖縄最後の写真 パラボラアンテナ

沖縄最後の写真 パラボラアンテナ

沖縄で撮った最後の写真がなんとパラボラアンテナ。なんだそれって自分でも思いますが、記念に載せておきます。いや、何を撮ろうとしたの。


旅行は当初4泊5日の予定でしたが、台風が接近し飛行機が飛ばなくなる可能性もあったので、この辺戸岬に行った後那覇空港に戻り、急遽東京に戻ることにしました。ツアーでいったので、帰りの飛行機代は自腹。翌日結局乗る予定だった飛行機も飛んだので返金も無しで、結局2万?ぐらい損しただけです。

確かこの時台風が2つ立て続けに接近していて、翌日の飛行機が飛ばないとなると、2つ目の台風が接近して、下手すりゃ何日も帰れなくなってたかもしれないので、よかったっちゃあよかったんですけど。結果論とは言え、翌日普通に飛行機が飛んでたので、この日帰らなければ損することは無かったなーと...。

写真は撮っていませんが、他にもひめゆりの塔や、琉球ガラス村とか行きました。コロナで結構閉まっている施設が多かったので、また開いたときにでも行こうかな。

【写真】沖縄 2021