韓国の文大統領がまたやってくれましたね。
韓国の文大統領が旧正月のお祝いとして世界各国の大使にギフトを贈ったそうなんですが、そのギフトの箱に竹島が描かれていたようです。ここまで執拗な嫌がらせをしてくると最早笑えてきますが、日本は笑ってはいられませんよ。
本当に竹島なの?検証してみる
文大統領から送られてきたギフトに描かれていたイラストが本当に竹島なのか、まずは検証してみます。
このギフトは韓国国内の医療関係者、日本大使館を含む各国大使館、韓国国内・国外のメディアに贈られたものだそうです。竹島そっくりですね。しかもご丁寧に「日本のものだ」と分かるように、日の丸まで描いてくれていますね(多分違う)。比較対象に、本物の竹島を見てみましょう。
こちらは韓国外務省の公式サイトに掲載されていた独島の写真。韓国側から見た竹島が映っています。ではここで、比較画像を見てみます。
左側が無印のもので、右側は僕が似ていると感じた部分に印をつけたものです。まずは見てわかる通り、左右に大きな島が2つ、左端に小さな岩が一つ写っている点(画像青丸部分)。つづいて左側の島の特徴的な三角形の突出部(画像赤丸部分)、その左側の勾配(画像水丸部分)と、左端の岩(画像青丸部分)。そして、右側の島の電柱?のような建造物(画像緑丸部分)と、島の地形(画像黄丸・紫丸部分)。
逆に実物と異なる点は、2つの島の距離、島や岩の形も現物と微妙に異なる部分が多くあります。細かな点で違いがあるのも、日本に「竹島だ」とツッコまれないように、あえて違いを出してるのかもしれませんね。しかし韓国には多くの島々があり、韓国国内に似たような島々があるかもしれないので、100%竹島だと断言はできませんが、酷似していることが分かります。
日本は今まで以上に抗議をすべき
しかし、「また韓国の嫌がらせか」「いつものことだ」と流してはいけません。
今に限ったことではないですが、冒頭にもあるようにこのギフトは韓国国内外の関係者に配られています。これは韓国による「独島(竹島)は韓国固有の領土だ」ということを世界中に広める「ロビー活動」の一環。
これを受け取った人に「韓国からのギフトに描かれているから竹島は韓国領だ」と認識されかねない上、そのような国々が増えていけば今後仮に国際司法裁判所に行ったときに日本側が不利になることも否定できません。
それに将来韓国側が「世界各国は韓国から配られた独島の描かれた箱を受け取っており、これは世界各国が独島が韓国領であると認めた証拠だ」と頓珍漢な主張をする可能性もあります。
韓国はロビー活動だけは優秀なので、日本は遺憾砲・口だけ抗議を繰り返しているといずれ痛い目を見ますよ。
受け取り拒否、抗議だけではなくもっと世界に向けて「竹島は日本領だ」「韓国が一方的に編入し、武装警官を駐留させ、今日に至るまで竹島を不法占拠している」「かつて日本漁船などに向かって発砲し日本人を殺害、不法に拿捕・抑留し、拷問行為を行っていた」ということを発信し、今回のギフトは韓国政府に着払いで送り返すように主張すべきです。
日本は本当に竹島を取り戻す気があるのか。今の日本政府の姿勢を見ているとそんなことを思います。
しかし、普通こういうのって、その国を象徴するものを贈りませんか。日本だと富士山、中国だったら天安門とか万里の長城、北朝鮮だったら白頭山、エジプトだったらピラミッド、イギリスだったらビッグベン、アメリカだったら自由の女神像とか。
それなのに韓国は竹島。韓国は他に象徴的なものがないんですかね。しかもその竹島も韓国のものではなく日本のもの。ということは、韓国には韓国を象徴するものがない...?なんだか可哀そうに思えてきましたね。(しらじらしい)
このギフトボックスの中には「一日一日を大切に国政をまっとうしたい」と書かれた文大統領からの手紙も入っていたそうです。まっとうな政治家だったら、領土問題のある竹島をこのような場で使おうとは思いませんよね。しかも日韓関係がここまで冷え込んでいるのに。理解に苦しみます。
韓国は日韓関係を修復しようとする気は無いみたいですね。でしたら、日本は日韓断交に向けて歩むべきでしょう。