たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

【写真】伊豆下田

【写真】伊豆下田のアイキャッチ

今年3月はじめ、友人と静岡県の下田に行ってきました。

小学校の時、校外学習で下田には行ったことがあるんですけど、訳があって最終日まで居れず、途中で帰宅となってしまったので、そのリベンジがてら。

あとは海を見たかったんですけど、江の島・城ヶ島・東京湾と近辺の海は大体見たので、ちょっと遠出をして伊豆の海。まあどれも太平洋で大して変わらないんですけど。

伊豆急下田駅に停車する黒船電車とサフィール踊り子の写真

伊豆急下田駅に停車する「黒船電車」と「サフィール踊り子」

僕は万年金欠の人なので、特急を使わず左側の黒船電車に乗ってきました。サフィール踊り子は全車グリーン席とかいう金持ちな人向けの列車なので、各停でのんびりと4時間くらいかけて来ました。

左側にはかつて中央線を走っていたが、新車の投入によって左遷もとい追い出されたE257系が居ますね。山を走っていた車両が今度は海沿いを走るってE257系の人生は楽しそうですね。

道の駅 開国下田みなとの外観写真

道の駅 開国下田みなと

駅を出てまず向かったのが道の駅。駅前に「下田名物 下田バーガー」と書かれた看板があったので、昼食を求め駅から20分くらい歩いて到着。

かつてペリーが訪れて日本に開国を求めた地であったため、「開国」と名がつけられています。また、「みなと」とある通り、この道の駅の裏には下田港・卸売市場があります。

下田バーガー(金目鯛)の写真

下田バーガー(金目鯛)

アボカド&シュリンプバーガーの写真

アボカド&シュリンプバーガー

1枚目が僕が頂いた金目鯛バーガー。下田は金目鯛の水揚げ高1位。下田と言えば金目鯛らしいです。知らなかった。

肝心のお味は一言、美味しかったです。金目鯛のフライは衣がサクサクで、噛んだ瞬間本当に“サクッ”て音がするんですよ。そしてサクサクの衣の中は“フワッ”。そこに甘いソースがかかっていて、ただただ美味しかった。週1で食べたい。

友人は2枚目のアボカド&シュリンプバーガー。こちらも美味しそうですね。エビのぷりっぷり感が写真からも伝わってきますね。

黒船の写真

黒船で下田港内巡り

初日は悪天候で動いていませんでしたが、道の駅のすぐ横では黒船「サスケハナ」が停泊していました。後ろには海上保安庁の船も居ますね。下田と言えばペリーが黒船に乗って訪れた街。その黒船に乗って下田の街を海から見ることができます。翌日は動いていたので、翌日乗船します。

ホテルの廃墟の写真

ホテルの廃墟

道の駅の正面にはホテルの廃墟が鎮座していました。海沿いの国道沿いに堂々とこんな大きな廃墟があるのは凄いですよね。後になって知ったのですが、幽霊な心霊スポットらしく、某大物YouTuberも訪れて動画を出していました。

下田に限らずですが、バブル崩壊後は全国各地でホテルが潰れて放置されているというのはよく聞きますね。鬼怒川温泉とか有名ですが。こんな荒れた建物も、かつては人で賑わっていたんだなと思うと寂しいですね。

停泊する漁船たちの写真

停泊する漁船たち

下田港につながる川にはたくさんの漁船が停泊していました。凄い数ですね。流石港町。

ペリーロードの水路に架かる橋の写真

ペリーロードの水路に架かる橋

ペリーロードの水路に架かる赤い橋

ペリーロードの水路に架かる赤い橋

ペリーロードの水路脇に立つ柳の木の写真

ペリーロードの水路脇に立つ柳の木

ペリーロードはその名の通り、ペリーが来日した際に通った道。コロナもあってか、店もほとんど閉まっていて、人も全然居なかったです。赤い橋の近くに柳の木が植えられていたんですけど、どことなく恐怖を感じる。赤い橋の近くに柳の木植えるって確信犯だよね。

あと、1枚目の写真の中に猫ちゃんが映り込んでいます。よかったら探してみてください。

道端でちょこんと座る猫ちゃんの写真

道端でちょこんと座る猫ちゃん

すごい形相でこちらを睨みつけているように見えますが、特に逃げたり威嚇するような素振りはなかったと思うので、ツンデレな猫だと思う。猫はツンデレっていうイメージ大きいし。

水路を泳ぐカモさんの写真

水路を泳ぐカモさん

さっきから橋がちょくちょく出てきていますが、ペリーロードは一本の水路に沿って続く道。水路を覗くとカモさんがいっぱいいました。ふっくらとしててかわいいですね。

弁天橋ボードウォー クの写真

弁天橋ボードウォー ク

弁天橋という橋の近く、ペリーロードを流れる水路の入り口・川との合流点に小さな公園というか遊歩道のようなものがあり、ここにも漁船がたくさん停まっていました。

ちょっと肌寒かったけど、水辺って心地良くて好きです。水の音とかひんやりした感じが好き。

下田黒船ホテル前の写真

下田黒船ホテル前

下田の街を散策していると、あっという間に空が暗くなってきました。青と赤のグラデーションがきれいですね。この辺りは海に沿って芝生の敷かれた公園が整備されています。まだ春になる前で寒かったですが、夏は芝生で寝転ぶと心地いい海風が入ってきて、お昼寝によさそうな場所。

国道沿いのヤシの木の写真

国道沿いのヤシの木

国道沿いにはヤシの木が植えられていました。空のグラデーションといい南国感が漂いますね。

諸説ありますが、伊豆半島は昔日本列島の南にあった離島で、プレートとともに北に移動した結果、日本列島とぶつかり半島となったらしいです。なので、南国といっても過言ではないですね。正しくは元南国でしょうけど。ちなみにハワイも約8000万年後には日本列島とくっつくらしいです。そうなったら今はアメリカの領土だけどハワイは日本の領土となるのかな。まあそんなこと考えても、8000万年後なんて人類は滅亡してるでしょうから杞憂に終わるでしょうけども。

ホテルから見る黒船の写真

ホテルから見る黒船

日付は変わって2日目。宿泊した下田聚楽ホテルから黒船を見ることができました。前日は動いていなかったので、動いているのを見て慌てて支度をしました。この後乗船します。

下田ではないですが、知床の海で残念な事故がありましたね。事故というよりはもう事件と言っても過言ではないほど悪質だと思いますが。楽しい旅行だったはずなのに冷たい海で最期を迎えることになるのは悲しい。一日も早く全員が発見されるといいですね。

自由に空を飛ぶかもめの写真

自由に空を飛ぶかもめ

自由に空を飛びまわる鳥たちの写真

自由に空を飛びまわる鳥たちの写真

黒船に乗車すると、船の周りをカモメやトンビたちがついてくるように飛び回ります。船ではカモメの餌付けができるので、この鳥たちも船からエサが飛んでくると分かっているのでしょうね。僕等も餌という名のかっぱえびせんをめっちゃ投げていました。(腕が上がらなくてめっちゃ低い位置に投げまくってた。申し訳ない)

黒船から見る毘沙子島の写真

黒船から見る毘沙子島

下田湾の中、道の駅や国道からも肉眼で視認できるほどのところに、毘沙子(みさご)島があります。赤鳥居が岩の上に建っていますが、島について調べてもなぜここに鳥居が建っているのかよくわかりませんでした。橋などもかかっておらず、船でしか行けないんでしょうが、黒船遊覧船ではもちろん上陸できません。

黒船サスケハナ号の写真

黒船サスケハナ号

この黒船遊覧船の名前は「サスケハナ号」というらしい。ペリーが乗っていた船がサスケハナ号でそこから名前をとっていますが、この船はもちろん当時のものではなく、サスケハナ号を模したもの。調べたところ、本物のサスケハナ号は150年以上前に退役しているとのこと。

寝姿山から見る毘沙子島の写真

寝姿山から見る毘沙子島

伊豆急下田駅のすぐ近くからロープウェーで登ることのできる寝姿山。手軽に行けますが、下田の町並みを一望できて、いい場所でした。もちろん毘沙子島も見えますよ。

河津駅に置かれたアートの写真

河津駅に置かれたアート

河津駅にはプレバトで描かれたアートが置かれていました。くっきーさんのインパクトがデカい。右の青い鳥もかわいいですね。


まだ運行開始前のアロハ電車の写真

まだ運行開始前のアロハ電車

ホテルにあったファミコンの写真

ホテルにあったファミコン

宿泊した下田聚楽ホテルのゲームスペースにはなんとファミコンが。僕はDS以降のゲーム機しか知らないし、ファミコンとかもう絶滅したかと思っていましたが、びっくりしました。

まあ僕らは部屋でトランプとかで遊んでいましたけど。修学旅行みたいで楽しかった。