たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

安倍晋三氏死去

昨日昼前、奈良県で演説をしていた安倍晋三氏が背後から銃撃されその後死亡しました。心よりお悔やみ申し上げます。

いかなる理由があろうと、人を殺すことが正当化されることは無い。不満があるから、自分の思い通りにいかなかったから、力で物事を動かそうとする愚かな思考は放棄されなければ平和は訪れない。その自己中心的な思想を持つ人間はそれを放棄すべき。

選挙活動の有無は関係なく、言論の自由が保障されている日本において言論を放棄し、力で言論を封殺する行為は民主主義への挑戦・冒涜であって到底許されるべきではない。不満があるなら言葉で闘うべき。強い怒りを覚えます。


そして、ネットではいつものように「犯人は在日韓国人」だの「中国が裏で糸を引いている」だの根も葉もない噂が流れています。

立憲民主党の小沢一郎氏は「安倍元首相が銃撃されたのは長期政権が招いた事件。自民党がおごり高ぶり好き勝手やった結果」と発言。逮捕された人物は「政治的信条に不満は無い。特定の宗教団体と関係があると思い込んで犯行に及んだ」と報道されていることから、安倍政権という政権が長く続いて、それに不満を持ったわけでは無い。それを踏まえると『長期政権が招いた事件』という小沢氏の持論はいかがなものかと思うし、亡くなった方に対して「自分で招いたことだ、自業自得だ」と言っているようで怒りすら覚えます。