たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

終戦の日

77年前の今日、日本はポツダム宣言を受諾し、降伏。第二次世界大戦は終戦しました。

多くの人が亡くなり、傷つき、今もなお戦争の後遺症で苦しんでいる人も居ます。

日本は力で問題を解決しようという愚かな行為を永久に放棄し、今日まで平和を希求しています。この平和への希求、実現は今後の日本の最優先事項です。

しかし第二次世界大戦の終戦から77年が経ち、戦争を経験してきた方々が高齢化し、僕もそうですが戦争を経験していない世代が増えてきています。

僕は高校時代沖縄の修学旅行でひめゆりの塔や、戦時中実際に使われていたガマといった、戦争に関連する施設へ足を運びました。

ガマでは残念なことに、同級生がガイドの話を聞かずにふざけ合い、見学後にガイドの方からお叱りを受けることがありました。高校生などの若者にとって、戦争というものは昔の話で、遠いどこかの国で起こっている、「他人事のようなもの」と捉えてしまいがちなのではないかと思います。このような人々にどのようにして、日本が過去に起こした戦争を伝えていくか、今後の課題だと思います。

 

そして今、ロシアによるウクライナ侵攻や、中国による台湾周辺海域での軍事演習、北朝鮮による核実験、中東地域を始めとする、世界各地で続く紛争。

特に暴走するロシアは「北海道にすべての権利を有する」、「アイヌはロシアの先住民族」と北海道への侵攻も杞憂とは言えない状況になりました。

中国はペロシ氏の台湾訪問に発狂し、台湾周辺で大規模な軍事演習を行い、5発のミサイルが日本の排他的経済水域に落下。今日も尖閣諸島周辺の日本の領海に中国海警局の船が侵入しています。中国の「国恥地図(中国が失ったとする領土を描いた地図)」には尖閣諸島を始め沖縄も含まれ、中国国内では沖縄も中国の領土だと主張する人もおり、台湾の次は沖縄への侵攻も杞憂とは言えない状況です。

人類がみな武器を捨て、話し合いで問題を解決のが理想ですが、それはただの「理想論」でしかない。力を持って暴走し始めた独裁者や、発狂して感情に任せてミサイルを撃つような、頭のおかしい人とまともな話し合いができるはずがない。

残念なことに日本の周辺にはそんな国がうじゃうじゃ居ます。日本もこのような緊迫した状況下で何もしないわけにはいきません。防衛費の増加による防衛力の強化や、外国への依存脱却を進めていくべきです。

武器を持たない、武器を捨てることが平和だとは限りません。武器を捨てたら頭のおかしい人に攻められてあっという間に終わりです。

日本は過去の過ちを反省し、日本の平和を守るためにも、頭のおかしい人たちから日本を守るためにも、現実を見る、現実的な平和外交を行うべきです。