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さてさて、皆様覚えていますでしょうか?昨年の人糞放置事件を。僕記事にしたと思っていたのですが、「立憲民主党が「報道の自由」を語る資格、あります? 」という記事の中で軽く触れていただけでしたね。
なんと、この人糞放置事件に関して、立憲民主党という政党が個人を訴えたようです。おやおやおやおや、表現の自由と言う割には、自分への批判は裁判で封じ込めですか。見事なブーメランですね。
事の発端は焼肉店での「人糞放置事件」
人糞放置事件っていう字面がすでに面白いのですが、頑張って笑わずに読んでください。僕も必死に笑いをこらえながら書いています。
事の発端は昨年5月末に文春オンラインで掲載されたこちらの記事。
「このクソッタレが!」名古屋の高級焼肉店個室で“人糞”放置事件が発生 県議らの会食後に一体何が?《店のオーナーが“憤怒の告発”》 | 文春オンライン
要約すると、とある焼肉店の個室で、立憲民主党の議員らが会食をしていて、会食が終わった10分後に店員さんが片づけに入ったところ強烈な匂いがして、確認したところ部屋の奥の上座の席辺りにこぶし大の人糞が放置されていたとのこと。
そして、この人糞が放置されていたことを参加していた議員に電話したところ、菓子折りをもって謝罪に来たとのこと。しかし、「なぜこうなったのか分からない」「自分たちではない」と言っていたそう。じゃあ何で謝罪に来た、というツッコミは置いておいて...。
肝心の人糞は流してしまったため、だれの人糞だったのかは分かっておらず、もちろん立憲側の主張する様に、議員以外の“誰か”がそこで脱糞して放置したのかもしれません。
しかし、店側の言うには、当時同じフロアにはこの議員たちと、常連の客1組しかおらず、その客も過去にトラブルなどは無かったうえ、わざわざ個室に入ってしかも個室の入り口などではなく奥の上座の席近くで脱糞する、その意図というか動機というかがあるとは思えません。
議員が退店してから店員が片付けに入るまで空白の時間は10分間でしたが、これらの状況証拠からして、まず疑われるのはその個室を使っていた立憲民主党の議員さん方でしょう。
それに、菓子折りをもって謝罪に来たというのだから、これはもう認めたも同然。国語辞典で調べてみてください。謝罪って「罪や過ちをわびること。」という意味です。何もやっていないのなら謝罪をする必要はない。謝罪をしたということは、罪や過ちを犯したということです。
「脱糞民主党」と揶揄した個人を「立憲民主党」が告訴
前置きが長くなりましたが、事件の概要はお分かりいただけたでしょうか。
問題はこの文春の報道を受けて、とあるTwitterユーザーがツイッターでこの事件を揶揄したのですが、そのユーザーを立憲民主党という政党が個人相手に刑事告訴しました。
参考:立民揶揄する「脱糞民主党」ツイートが刑事事件になった? 政党による告訴は「やりすぎ」の声も - 弁護士ドットコム、「排泄物放置事件」めぐり立憲民主党を揶揄、ネット投稿者の情報開示命じる…東京地裁 - 弁護士ドットコム
まあ...、ロゴには著作権やら商標権やらがありますから、ロゴを改変するのはグレーゾーンというかアウトな気はしますが、それにしても政党が個人を相手に告訴というのはね...。
まだ議員個人が「俺は脱糞なんかしてない!」と言って訴えるならまだしも、立憲民主党という政党が個人相手に裁判を起こしていますからね。それも野党第1党が。
いや、裁判を起こす権利はもちろん誰にでもありますが、公党が個人を相手に訴えるというのはねえ...。
なぜ訴えた?
ではなぜ立憲民主党は訴えたのか、以下引用です。
立憲民主党は訴訟で、文春記事では、議員らが排泄行為をしたという事実まで摘示されていないと主張。また、報道を受けて、立憲民主党愛知県連は、議員が「事件」に関わった事実がないとする声明を公表している。
週刊文春ではあくまでも「人糞が放置されていた」と報じられていたのみで、議員らが焼肉店で脱糞をしたという事実までは書かれていない。だから「議員が脱糞した」というのはおかしいし、そもそも私たちは人糞放置事件にかかわっていません、というのが立憲側の主張。
しかし、裁判官は以下のようにも指摘しています。
長尾裁判官は、問題とされた投稿が「立憲民主党の愛知県議会議員が焼肉屋のお座敷席に排泄物を放置したまま店員にこれを告げることなく退店してしまった事実を摘示するもの」と指摘。
たしかに排泄したという証拠はないけど、該当のツイートは人糞を放置したまま店員に告げることが無く退店してしまった事実を摘示したものだと指摘しています。
それに、上述のように、立憲側はお店側から電話が来たら、菓子折りをもって謝罪に行ったということからも、少なくとも何らかの関わりはあったものだと思います。だって本当に関係が無いのに、わざわざお菓子をもって謝罪に行きますかね?
何この小学生みたいなやりとり。要は、「たしかにうんちはあったけど、僕はうんちしてないもん!僕じゃないもん!先生に言ってやる!」みたいなことですよね。今時の小学生でもこんな会話しないか。
...というか、脱糞していないのに人糞が放置されていたってことは、誰かが別の場所で脱糞をして人糞をわざわざ個室に持って来て放置したっていうことでしょうか。そっちの方がよっぽど悪質だと思いますが...。
今後の流れは?
該当のツイートをした男性は名誉棄損容疑で書類送検されています。僕が見たのもこのニュースでした。
参考:立民ロゴ改変 ひどい見出しで投稿 男性書類送検 - 産経ニュース
流れとしては3月に立憲民主党が刑事告訴し、投稿者の情報が開示され、そして6月末に書類送検がされたということ。
今後起訴となるか、不起訴となるかは検察の判断にもよりますが、判断が難しいでしょうね。
ロゴの改変は一種の風刺画であって、これをダメというなら、世の中の風刺画はすべてダメになってしまいます。「脱糞民主党」という字面もそうです。
それこそ、今まさに一部の方々は自民党やその支持者を「壺」と揶揄したり、安倍氏の顔写真に口ひげを書き足してヒトラーのようにしたり、そういったこともすべてダメになるのではないでしょうか。
「表現の自由」とやらはどこへ?
立憲民主党と言えば、例えば2017年に成立した共謀罪に対して、「表現の自由を侵害する恐れがある」ことから廃止を求め、共謀罪廃止法案なるものを提出しています。
参考:共謀罪廃止法案を衆院に提出 - 立憲民主党
また、昨年木村花さんが亡くなられたことを受け厳罰化された侮辱罪に対しても、立憲民主党の階議員は「表現の自由を守る」と語っていました。
参考:【対案提出!表現の自由を守る】「侮辱罪厳罰化法案」にちょっと待った! - YouTube
そして、今年初めのいわゆる「小西文書」。安倍政権時に放送法の解釈を変更するように圧力がかけられていたとする機密文書がなぜか立憲民主党の小西氏の元にわたり、それをもとに立憲民主党が「報道の自由・言論の自由の侵害だ」とか騒いでいましたね。
参考:「放送法」国対ヒアリング 「言論・報道の自由の存立がかかった問題」と小西議員 - 立憲民主党
で、自分たちはちょっと揶揄されたら、党として個人を訴える、と。うん、表現の自由はどこ行った?
ちょっと揶揄されたくらいで、訴えられる。そんな国にはしたくないですよね。彼らが政権を握った時、そんな国になってしまうかもしれません。
僕は「脱糞民主党」と書いた人を擁護するわけでもありませんし、自由には責任が伴うものです。当ブログでも何度も言ってきたとは思いますが、自由だからと言って人を殺していいわけがないです。極端な例ですが。
しかし、名前を2文字だけ入れ替え、ロゴがちょーっと変わっただけで訴えるというのは何とも器の小さい人たちなんだろう...と思いますね。
「壺」だとか言われたり、自分の顔をヒトラーにされたり、選挙ポスターを改変されても、党として告訴・提訴することが無かった自民党はなんて寛大なんでしょう。
立憲のブーメランというか自己矛盾と言うか、こういうのはいつものことですね。もはや恒例行事。