テレビがつまんなくなっている原因ここにあり、って感じのニュースですね。
「イッテQ」出演でいわれない誹謗中傷被害...ダンススクールが対応追われる 日テレ「丁寧に説明した」（J-CASTニュース） - Yahoo!ニュース
先週のイッテQので、ロッチの中岡さんがダンススクールの方々とダンス動画を撮るっていう企画があったんですね。その際、中岡さんはケガをしていたので、中岡さんとダンススクールの方々はイスに座って上半身だけ踊り、下半身は元動画と合成するというカタチで進んでいました。
ただイスに座ってのダンスは滅多にないことなのでダンススクールの方々も苦戦し、何テイクも重ねていくことになるのですが、その際講師の方々は中岡さんには特に何もアドバイスせず、生徒の方々だけにアドバイスをしていたことが映像になっていたから、イッテQ側が「ここまで主役が無視されるのを見たことがない」とか「もはやドキュメンタリー」とか「番組はもうオッケーを出してるのにダンススクール側がオッケーを出さない」とかナレーションを入れて、今回炎上したとのこと。
僕は放送をリアルタイムで見てましたけど、特に不快には感じなかったですね。勿論人によって感性はバラバラなので人によっては不快に感じる人がいるかもしれませんが。
僕はそれよりも、よりよい作品を作ろうと2人の講師がバチバチに言い合ったり、番組がオッケーを出してもダンススクール側が完成度に納得がいかずオッケーを出さなかったり、中岡さんに「80点を目指そう」と言われても「いや100点がいいです」って言った生徒の方であったり、すごいプロだなと感心してたくらいです。
この炎上後、イッテQスタッフが謝罪に行ったそうですが、なんかなあって思います。イッテQ側は演出について謝罪をしましたが、この放送を見て寧ろこのダンススクールに行きたい、っていう人は増えると思うんですよね。上で言ったプロ意識の高さや、講師の方の指導といい。
番組中でも言っていましたが、ダンススクール側がオッケーを出さず、より作品の完成度を高めることで、もはやドキュメンタリー番組と化してしまい、それじゃあバラエティ番組としてはつまらない。だから番組側もバラエティとしていかに視聴者を笑わせるたいという、プロ意識のもとでこのような演出になったのだと思う。
そもそも番組側がオッケーを出してもダンススクール側がオッケーを出さなかったのは、番組側は面白い動画が撮れればいい、ダンススクール側は作品の完成度を高めたいという、「オッケーの基準」が双方で違っていたからだと思いますし。
イッテQの中にも登山部とかオーシャンズ金子とか、ドキュメンタリーのような企画もありますが、今回のQtubeはドキュメンタリー企画ではなく、おもしろ動画を撮るという企画なので、ドキュメンタリーのようなテイストは企画に反しているので、そのようなこともできなかったのかなと。
この演出でダンススクールの方々が「これは不適切だ！」と怒るならまだしも、今回の件って視聴者が勝手に騒いで炎上させてるだけなんですよね。
何の関係もない外野が騒いで放火することで、番組側も炎上を恐れてこういう演出はやめようって話になるだろえし、炎上を恐れて取材拒否するところも出てくるだろうし、テレビがますますつまらなくなりますね。
イッテQだけはほぼ毎週見てる好きな番組なだけに、今回の炎上はなんかなーと思います。
全く関係ないですが、今日はてちの誕生日ですね。おめでとうございます。ウッチャンが欅坂46、てちの熱烈なファンとのことで、いつかまた二人が共演したらいいな―なんて思います。
