たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

岸田首相の演説会場で爆発。テロリストを賛美した結果?

本日、櫻坂46のミーグリに参加してきました!めちゃくちゃトラブりましたが、いやー、かわいかったです。短い時間ではありましたが、1対1で話せることに感動しました。でも伝えたかった事は伝えきれず...これはCDをたくさん買う方の気持ちがわかりますね。私もお金に余裕があったらやってみたいですが、コミュ障なのでうまく話せるか不安なのであんま多すぎても...って感じですね。実際大沼ちゃんとのミーグリはほんの一瞬だけど間が空いてちょっと気まずかったし笑。でもまたやりたいです。

さて、本日岸田首相の演説会場である和歌山県の漁港で爆発が発生しました。首相にも演説の聴衆にも怪我人は出ていないことが不幸中の幸いですが、蘇る昨夏の安倍晋三氏が銃撃を受け亡くなられた事件。到底許されません。

岸田首相の演説会場で爆発。テロリストを賛美した結果?

事件の概要

15日午前11時半ごろ、和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田総理大臣が衆議院和歌山1区の補欠選挙の応援演説を始める直前に、大きな爆発音がしました。

目撃者によりますと、銀色の筒のようなものが投げ込まれ、爆発したとみられるということです。

現場の映像では、白い煙が上がり、1人が警察官などに取り押さえられています。

関係者や警察によりますと、岸田総理大臣は現場から避難してけがはなく、会場付近にいた人にもけが人はいないということです。

また、現場では警察官1人がけがをしたということです。警察庁によりますと、現場でけがをした警察官は、軽いけがだということです。

出典:【速報中】岸田首相 演説先で爆発音 首相は無事 24歳の男逮捕 | NHK | 事件

首相が応援演説を始める前に銀色の筒のような爆発物が投げ込まれ、爆発したとのことです。引用元にもありますが、投げ込られてから爆発までは時間があったようで、周囲の方々は距離をとり、岸田首相も演説会場から避難したとのことです。

警察の方が1名軽いけがをされたようですが、聴衆の方々や岸田首相にはけが人は居なかったとのことです。ただ、投げ込まれた爆発物は岸田首相から約1mの場所に落下したとのことで、もし爆発物がすぐに爆発した場合岸田首相がけがをしていた可能性があります。

安倍晋三氏が死去した際の記事でも書きましたが、民主主義の根幹である選挙期間中にこのようなことが行われたことは、民主主義への攻撃であり到底許されることではありません。また、議論を行わず暴力行為に訴えるのは愚かな行為。日本では言論の自由が保障されているのだから、抗議するなら口でするべき。

また、自分の意見を通すため、自分の思い通りにならないから、そんな理由で周囲の人間を巻き込む可能性がある事件を起こすことは自己中心的ですし、力で現状変更をしようとする行為は許されません。

容疑者はその場で逮捕され、18時時点では黙秘をしており動機などは不明とのことです。しかしいかなる理由があろうと、このような行為は許されません。

安倍晋三銃殺事件が背景に?

犯人の動機などは未だ不明ですが、このニュースを見ていると否が応でも昨夏の安倍晋三氏が銃殺された事件が記憶によみがえります。

安倍晋三氏が亡くなられた後に次々と自民党と統一教会とのつながりが報道され、安倍晋三氏を銃殺した容疑者を擁護や英雄視、今も減刑を求める署名活動などを行うなど、テロリストを賛美している方々が居ます。いかなる理由があろうと犯罪、それも人を殺した人を英雄視するのは私は明らかにおかしいと思います。

今回の事件の容疑者がもし、この安倍晋三銃殺事件で容疑者が英雄視や賛美されているからやったというようなことがあれば、私は安倍晋三氏を銃殺した容疑者を擁護、賛美していた方々も同罪と思います。あなた方の行いで新たなテロが起こったのだと。

犯人の動機はまだ不明なので、まだそうと決まったわけではありません。しかし、テロリストを擁護、英雄視するといった行為が新たな犯罪の動機となりうることは明白です。そのような発言を行っている方々は、犯罪に加担しているという自覚を持っていただきたい。いかなる理由があろうと犯罪は犯罪。非難すべきです。言論の自由や表現の自由はもちろんありますが、自由には責任が伴うことを自覚してください。

「岸田首相が悪い」発言に対して思うこと

これは個人の意見なので、僕が言ったところでなんですが、「これだけ不満がたまるような政治を行っている岸田首相が悪い」という意見もチラホラとみられます。

僕は岸田首相を支持しているわけではありませんが、それは違うでしょと思いますね。痴漢をされた被害者に対して「痴漢をされるような恰好をしているのが悪い」とか言っているのと同じですね。いやいや、一番悪いのは痴漢という罪を犯した人ですよね。

それと同じで一番悪いのは岸田首相に爆発物を投げた人です。もっと言えば日本では言論の自由も保障されているのだから、抗議なんて爆発物を投げなくてもできます。それなのに平和的解決を放棄して、武力的解決を目指している時点でおかしいですよね。

警備体制に問題は無かったのか

さて、昨夏の安倍晋三氏銃殺事件から約半年しかたっていない中で起こったこの事件。警備体制に問題は無かったのかと思いますが、上記の引用ツイートの動画を見ています。

演説という性質上、聴衆全員に荷物検査を行うことは難しいと思います。海外やコンサート会場のようにどこか建物を借りて行うのであれば、入場時に荷物検査を行えば、今回のような爆発物が持ち込まれることを未然に防ぐことができます。しかし実際は町の中で聴衆も自然と集まってくる形で行っているので、そのようなことは行えない。

もちろん聴衆一人一人に荷物検査を行うことが理想ではあります。しかし、聴衆がどれくらい集まるのかを事前に予想することは難しいですし、聴衆が多いとその分荷物検査を行う人員を増やすため人件費もかかりますし、コンサート会場などのように検査をするスペースがあるわけでもない。あまり現実的ではないと思います。

しかし、立て続けに首相経験者や首相といった重役が狙われている、それも多くの聴衆が集まる場で、ということを考えると今後選挙活動のやり方が変化する可能性がありますね。首相は演説に参加しない、首相が演説する場合は首相の周囲を360度完全にSPが包囲するなど。

ただこれをやってしまうと、首相と国民の距離が離れ、ますます政治が国民にとって遠いものになってしまいます。また、国民も今後このような事件に巻き込まれる可能性があると恐れ、演説を聞くことを避ける人も出てくるでしょう。そうなれば安倍晋三銃殺事件ならびに岸田首相襲撃事件を起こした両人は、結果的にさらに国民と政治家の距離を離し、民意が政治に反映されにくくなるという日本の将来にも悪影響を及ぼした凶悪なテロリストのように思えます。

だからこそ僕は民主主義への挑戦、冒涜だとして強く抗議します。そして、彼等を擁護、賛美している方々は強い言い方にはなりますが、僕は民主主義の破壊者であると思っています。


僕はSP経験者でも何でもないのでごく一般人の意見として受け取ってほしいのですが、今回の警備体制には完璧ではないが問題は無かったのではないかと思います。

なぜなら爆発物が投げ込まれた瞬間にSPが爆発物を認識し盾を展開、首相を押しながら爆発物から遠ざけています。

安倍晋三氏銃撃事件の際は、上記の引用RTの動画を見ればわかりますが、一発目の銃声が聞こえた後に画面右端からSPが歩きながら小さなかばんを盾にしていることがわかります。

それを考えれば、今回のSPの対応は迅速で問題は無かったと思います。欲を言えば何か物が投げ込まれたら投げ込まれたものを見ずにすぐに首相の方を守ることができたらとは思いますが。できないやつが文句言うなって話ですね、すいません。

爆発物が投げられた瞬間に盾を展開すれば爆発物を跳ね返すことができたかもしれませんが、跳ね返したら今度は聴衆に被害が出かねないので、落下を確認してから首相の方を守ったのも僕は適切な判断だったと思います。トロッコ問題のようにはなりますが、首相一人の命と聴衆数十人の命どちらが大切か。当然正解はありません。僕もどちらが適切かは判断できません。ただ一つ言えることはこの状況を生み出したテロリストが一番悪いということ。


事件後の現場の様子。馬鹿じゃないの?

そして、事件後の現場の様子が撮られた映像を見てみると、犯人が取り押さえられている周囲にカメラやスマホを持った人たちが集まっている様子がわかります。単刀直入に言います。馬鹿じゃないの?

海外では自爆テロも多発しており、それに一般人が巻き込まれる事例もあります。今回の容疑者も自爆していた可能性がありますよね。そういったことを考えず、スマホやカメラで容疑者確保の瞬間を撮ろうとしたのか群がる。この危機意識の低さよ。呆れます。

こういうことを言うと、「お前らがニュースで見ている映像なんかも全部こういう人たちが撮ったんだぞ」とか「こういう人たちのおかげで映像が残ってるんだぞ」とか擁護する人たちがいますよね。一見正論のように思えますが、僕はあったら使うだけでなかったらなかったで使いませんし、映像に残っていなくても大事件は歴史に残ります。江戸時代やそれ以前の歴史も映像はありませんけど、歴史には残っていますよね。それはなぜかというと書物や伝聞で残っているから。映像でなくとも歴史には残ります。

まずは自分の安全が第一。巻き込まれたらまずは自分の安全を守るために現場から離れることが最優先です。この方々がやっているのは津波が来ているのに港に行ったり、大雨が降って洪水の可能性があるのに川を見に行くようなものです。


何はともあれ、結果的に一般の方々や首相にけが人が出なくて良かったです。

負傷した警察官の方の回復を祈るとともに、繰り返しにはなりますが、このようなテロ行為、民主主義への挑戦・攻撃・冒涜は到底許されるものではありません。またそれを擁護・賛美するような発言には断固として抗議します。


このような記事で宣伝するのは恐縮ですが、被害が少なかったことを踏まえて宣伝させていただきます。

今日からnoteをはじめました。Twitterアカウントが凍結されたため、それに代わる代替サービスとしてですね。つぶやき投稿がメインとはなりますが、良かったら見てやってください。

たきのnoteはこちら

今後とも何卒よろしくお願いいたします。