たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

僕流選挙の投票先の決め方

f:id:taki_blog:20200527190322j:plain

コロナ禍で忘れがちですけど、今年の夏は東京都知事選が行われるんですよね。僕も18歳になって選挙権を持っているので、貰えるものは使わないと損。ということで、僕も余ほどのことがない限りは投票に行こうと思っています。

さて、ここで問題になるのが、誰に投票するかなんですよね。そこで、僕と同じで今回が初めての選挙という人に、僕流の選挙の投票先の決め方を紹介したいと思います。

とにかく調べる

今回の都知事選に立候補すると発表しているのは、現時点で5名。その中にはN国党首立花孝志氏や、弁護士の宇都宮健児氏も居ますね。*1

まず僕はこの立候補者たちの経歴・ステータスを調べます。

過去に何か問題を起こしてないか、どんな人なのか、どんな団体に加入しているのか、関わっているのか、そういったものを調べます。

ただね、立候補者の公式サイトは鵜呑みにしないこと。正直言って美化されてる。

誰とは言わないけど、過去にカネ絡みで逮捕されたことのある国会議員、公式サイトでは逮捕されたことに一切触れていません。この国会議員に限らず、ほとんどの人が自分たちにとって都合の悪いものは載せません。

今の時代、ネットも普及してるので調べることは簡単。徹底的に立候補者の経歴を探って、何か黒いモノを感じ取ったらその人には絶対入れない。

公約(当選したら何をするか)

あとは公約。公約というのは選挙の時に「私が当選したら(都知事になったら)、私はこんなことをします」と言うのを有権者に約束すること。

大抵の人は当選しても公約を達成することはないと思います。理由は任期が短い、市民の協力が必要だけど市民が協力しない、そもそも実現不可能な・非現実的な公約だったとか。

なので、本当に実現できそうなのか、自分のやってほしいことと、被選挙人(立候補者)の公約が一致するかということ。

現職の場合、過去の公約は達成できたか、何をしたか

現職知事が引き続き選挙に立候補し、再選を狙うこともあります。今年の都知事選も今朝、現職の小池百合子氏が立候補する意向を固めたと報じられました。

この場合、小池百合子氏が前回の選挙以降今日に至るまで、何をしてきたか、4年前の選挙の際に掲げた公約は達成されているのか、見ていきます。

小池氏の場合は7つの0を掲げてましたけど、まあ大半は未達成ですね。*2 満員電車0、残業0は民間の協力も必要ですし、時差BizやスムーズBizなどもやっているので、やろうとしてた感はありましたね。電柱0も条例を制定したりして、僕の高校の近くの都道は電柱がゼロでした。未達成ではありますけど、やろうとしてた、実際にやったこともあるので、僕としては合格ですね。

公約も実現不可能なものではなく、実現可能なもの、現実的な公約を掲げていたので、そこは評価できます。

公約だけで見ると合格なんですが、豊洲市場のゴタゴタとか、築地市場跡地をめぐってのゴタゴタとか、コロナ対応とか、4年間を振り返る必要もあると思います。

人間性

後は人間性ですね。他人の話を聞くか。年寄りに多いじゃないですか。自分が正しいと思って、周りの話を一切聞かない人とか周りにイエスマンしか置かない人。

そうなると、まあ悪い方向に向かっていく可能性も0ではないですよね。

コロナでも分かりましたね。感染者を邪魔者、テロリスト扱いする人とかも居ましたよね。台風で甚大な被害が出た時に他県に行っていた知事も居ましたし。市民に寄り添う気持ちがあればこんなことしないと思いますよ。

選挙の時にヤジられたからといって排除したり、執拗に追いかけたり、キレたりするような人には僕は投票したくないですね。あ、これ例えですよ。

「選挙に行かない」は勿体ない

選挙に行かないと「物言わぬ賛成派・多数派(サイレントマジョリティー)」と言われます。

どういうことかと言うと、誰になっても文句を言わない、当選した人が何をしても文句を言わないということ。だって選挙行ってないんだから、誰がなってもいいんでしょ?政治に参加してないんだから。

それに選挙には多額の税金が使われます。せっかく納めた税金が使われているのに、それを使わないって、国からの特定給付金10万をもらわないってのと同じですよ。

投票に行くことで、自分が政治に参加してることを証明できますし、自分の投票した人が当選しなかったら、当選した人に対してあーだこーだ文句言えるし()。

「たった一票じゃあ変わんない」と言っている人いますけど、その「たった一票」が積もりに積もって選挙結果になります。

誰が当選したかも大事だけど、誰に投票したか、誰に何票入ったか、投票率得票率はどうだったか、それも一つの選挙結果。海外では選挙そのものがないところもある中で、わが国日本では選挙権があり、誰しもが政治に参加する権利を持っています。貰えるものは貰っておきましょうよ。

だからと言って雑に考えて雑に投票しないように。これからの4年間の生活が懸かっているので、投票日までまだ1ヶ月ちょいあるので、都民の方はぜひじっくり考えて投票してほしいなと思います。