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「大人」になりたくない人の雑記

「外国人だって税金を払っているんだから参政権を与えるべきだ」という変な主張

東京都武蔵野市にて、日本国籍を持たない外国人にも住民投票の権利を与えるための条例が制定されようとしていましたが、本日議会で否決されました。素晴らしい判断をされたと思います。外国人参政権は度々話題になりますが、僕は反対の立場です。

「外国人も税金払っているんだから、政治に参加する権利はある」

僕の母親も言っていた主張ですが、いまだにこのようなばかげた主張をする人も居るんですね。外国人には政治に参加する権利はありません。これは憲法で決まっていることです。

税金というものはあくまでも水道や道路、医療や福祉、公共施設などの公的サービスに利用されるものであって、投票所に行くためのチケット代ではありません。外国人も毎日水道を使っているでしょうし、毎日道路を歩いて移動していますよね。払った税金はしっかりとそのような点で還元されています。

それにこの主張がまかり通ってしまえば、消費税という税金を払っているのに参政権がないのはおかしい、未成年の人たちにも選挙権を与えるべきという話にもなります。

100年ほど前までは税金を一定額納めないと、選挙に参加できなかったのですが、今はそのような制限は撤廃されていますから、「税金払っているんだから参政権を認めるべきだ」との主張は100年前なら納得できますが、現代の日本においては時代遅れの主張で、暴論としか言えません。

外国人参政権は憲法違反

現状では外国人参政権の容認は憲法違反となるため、どうしても認めたいのであれば憲法を改正するか、法律を改正しなくてはなりません。

第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。

2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

出典:日本国憲法 | e-Gov法令検索

普通選挙について記されている憲法十五条には、「国民固有の権利」と書かれています。そして、第十条に「日本国民たる要件は、法律でこれを定める」とあります。ではその法律にはどのようなことが書かれているかというと、こちらです。

第一条  日本国民たる要件は、この法律の定めるところによる。

第四条 日本国民でない者(以下「外国人」という。)は、帰化によつて、日本の国籍を取得することができる。

出典:法務省:国籍法

国籍法には「日本国籍を有する者が日本国民である」とは明言されていないものの、国籍法第四条には外国人を「日本国民でない者」としていることから、日本国民は日本国籍を有している者と解釈できます。

そうなると、日本国憲法第十五条で言われている「国民固有の権利」というものは、「日本国籍を持つ日本国民固有の権利」となり、日本国籍を持たない外国人はこの権利を持てないということになります。

こういうと「外国人を差別している!」「ヘイトだヘイト!」と騒ぐ連中もいますが、ここは日本国であって、中国でも韓国でも他の国でもない。自分の国のことは自分たちで決める、当然のこと。

考えてみてください。自分の家の庭に勝手にテントを張られて好き放題されたら嫌ですよね。それと同じです。自分の家の土地は自分のもの。日本列島は日本人のもの。不満があるなら出ていくか、その家の人と結婚して家に住むか。

それに、どうしても日本で政治に参加したいのであれば、帰化をして日本国民として投票すればいいだけの話です。

外国人参政権を認めると日本が外国人に乗っ取られる

日本の領土でありながら、日本本土よりも韓国の方が近い対馬。対馬の人口は3万人ちょっとです。ここ数年、対馬は韓国資本に次々と土地が買われています。

対馬のその地理的条件からも、韓国は「対馬は韓国領だ」とばかげた主張をしています。もちろんそんなことはなく、GHQも根拠がないと突っ返していますが、竹島の件ともいい、奴らは話を聞かないので、そんなこと通じません。

さあこの対馬ですが、韓国資本が買収した土地に韓国人が移住をしてきたらどうなるでしょうか。外国人参政権が認められていない今なら、まだせいぜい治安の悪化ぐらいですむでしょうか。

しかし外国人参政権が認められ、対馬の人口の半数を韓国人が占めるようになれば、対馬市議会議員は韓国人が大半となり、多くの条例は住民の過半数が賛成ということで成立するでしょう。例えば「日本人は韓国人居住エリアへの立ち入り禁止を禁ずる」といった条例が成立すれば、対馬は日本領でありながら、韓国に乗っ取られますね。憲法違反だといっても話の通じない韓国人は無視するでしょうし、日本人も住みづらくなって対馬を出ていくでしょう。

対馬だけにすぎません。北海道や新潟といった土地も中国に次々と買われて行っています。その土地に中国人が移住し、中国人が国会議員になり、中国人が日本の法律を作るようになってしまえばどうなるか。日本は日本でなくなります。日本は香港と同じ末路を辿るのではないでしょうか。

中国共産党の党員は約1億人居るとされています。日本の人口ほどではありませんが、日本にこの1億人の党員が全員移住してくれば、日本の国会を乗っ取ることなんてあっという間。法律なんて簡単に変えられますし、下手したら日本国憲法まで変えられる可能性があります。どうしますか?日本国憲法の前文に「日本在住のすべての人民は中国共産党の指導に従う」と書かれたら。

外国人参政権を認めると、これらのことがすべて合法的に行うことができます。

「竹島は韓国にあげてしまえ」と言ったれいわ新選組の山本太郎氏、「日本列島は日本人のものだけではないんですから」と言った旧民主党の鳩山由紀夫氏。そんな人たちがもし政権を握って、外国人参政権を認めたら日本は日本でなくなりますね。

今回の武蔵野市での条例案が否決されて本当に良かったと感じます。

毎日新聞やら武蔵野市の旧民主党系市長は、僕みたいな反対派の人たちを「ヘイトスピーチ、外国人を排斥しようとしている」と言っていますが、反対派の意見を聞き入れることも「多様性を認める」ことに繋がると思うのですが。自分と意見が違うからってそうやって貶すって、自身の言っている「多様性を認め合う社会に」と矛盾していませんか。というか冷静に考えて、日本の政治のことを外国人が好き勝手出来るって言うこと自体おかしいですよね。

市長はこの条例案を再提出するようなので、まだ安心はできませんね。日本のことは日本人で決めましょう。

「外国人だって税金を払っているんだから参政権を与えるべきだ」という変な主張