そういえば、先々週からマスクの着用が個人の判断となりましたね。僕は今年から軽い花粉症になってしまったので、まだマスクはつけていますが、花粉の飛散量が少ない日は外しています。
先月近くの銭湯に行った時に「マスクをつけないと入れないから、1枚20円で買え」と店員に言われたのですが、先週同じ銭湯に行ったらマスクをつけなくても入れるようになっていました。1枚20円とか悪徳すぎてその時は僕も「未だにこんなことやってるとこあるんだ」と思わず口に出してしまいましたが。どうせ脱衣所で外すんだから意味ないでしょ。
早く花粉症シーズンが終わって心置きなくマスクを外せるようになってほしいです。今年の花粉はすごいらしいですからね。僕は重度ではないですが、鼻の奥が痛くなったり、鼻声になったり、くしゃみがたまに出たり、目がかゆくなったりします。これ以上悪化しないことを望む...。
前置きが長くなりましたが、先日相鉄・東急直通線が開業しました!実は昨年末に神奈川県・それも相鉄線沿線に引っ越しをしたので、この日をずっと待ちわびていました。今日は開業前後に僕が撮りだめてきた写真をもとにその様子をご紹介していきます。
まずは東急直通用に新造された相鉄20000系のご紹介。いやあ何度見ても見惚れるほどかっこいい。ここ最近の相鉄の新型車両はJRの車両をベースに製造していましたが、東急とは規格が違うためか、久々の相鉄オリジナルの車両となっています。
自動車のグリルのような前面の装飾に、独特な形のライトパーツ、傾斜のついたフロントガラス、そしてなんといっても濃紺のYOKOHAMA NAVY BLUEの塗装。今時塗装ですよ。力の入れようがすごい。かっこいいですね。
遠くの写真で恐縮ですが、21000系の車両が東急目黒線直通用に新造されています。形式は異なっていますが、外観・内装ともに20000系とほぼ変わらず、非常用ドアコックの位置や、車いすスペースなどが変更されているようです。僕はいつも決まった号車にしか乗らないのであまり分からないですね。見分け方としては前述の箇所もしくはフロントガラスに掲出している8CARSというステッカーが目印です。
ちなみに直通用車両ではない相鉄10000系や相鉄9000系、一部の8000系なども塗装の変更や車内のリニューアルが行われ、YOKOHAMA NAVY BLUEを身にまとっています。過去記事(相鉄線に初めて乗車! - たきぶろぐ)では相鉄9000系のリニューアル車が登場していますね。濃紺の車両、かっこいいですよね。この一色かつ重厚感のある塗装から、一部では東の阪急とも呼ばれているそうです。
また、この塗装変更や車内リニューアルのほかに、一部の駅ではリニューアルが行われ、相鉄全体のブランド力の向上が図られています。これは相鉄が行っている相鉄デザインブランドアッププロジェクトによるもの。これがまたおしゃれなんですよ。ぜひ相鉄に実際に乗って体感してみてほしいです。
続いては相鉄・東急直通線の開業告知ポスターです。相鉄は2019年にJRと直通運転を開始していることから、「次は東急だ。新幹線だ。」と書かれていますね。JR、東急、新幹線とつながる相鉄線、すごくないですか。相鉄線の大進撃とありますが、まさにその通りだと思います。
それにしてもそうにゃんがかわいい。ルームメイトがこのポスターを見て「選挙ポスターみたい」と言っていましたが、たしかにそう見えなくもない。(ここには載せられませんが、コラ画像つくりました。ルームメイトに送ったら気に入ってスマホの壁紙に設定してました。)
そして開業日には相鉄・東急直通線開業記念ラッピングが施された車両が走行を開始。20000系の中央のグリルの両脇から相鉄のキャラクターそうにゃんと東急のキャラクターのるるんが顔をのぞかせていますね。そしてその上には「祝開業 相鉄・東急新横浜線」文字が。グリルをうまく使いこなしたデザインで秀逸だなーと感じました。
相鉄線内に2編成しかなく、それも直通用車両なので僕はいまだに走行している姿を見たことがないですね。上の写真もかしわ台の車両センターで停車中のものを撮ったので。5月末まで走行するようなので、どこかで見れたらいいなあ。
そしてもっとも直通が始まったんだなあと実感したのが、東急の車両が相鉄に乗り入れるようになったことですね。上の写真は海老名駅に停車中の東急3000系ですが、行先表示を見てみますと西高島平行きとあります。東急目黒線を介して都営三田線まで直通を行う車両ですね。
東急3000系って製造から20年が経過していて、引退も近づいているのかと思いきや、今回の直通に向けて中間車両が2両新造されているので、まだまだ働き続けるようです。
東急の車両ってどれも無骨な感じがしていいですよね。Simple is Best的な。相鉄みたいなめちゃくちゃ力を入れた車両というのも好きですが、こういったデザインも嫌いじゃないですね。
そして、直通記念広告には櫻坂46の天ちゃんこと山﨑天さんとオダギリジョーさんが起用されました。春ということもあるのでしょうが、櫻坂のグループカラーの白を基調に桜の花びらが舞うこの広告、とても好きです。上の写真は二俣川駅の巨大屋内広告です。天ちゃんもここに来て写真を撮ったようですね。(参考:山﨑 天公式ブログ | 櫻坂46公式サイト)あの天ちゃんが相鉄に乗って二俣川に来たとは...感動です。
この広告はほかの駅でも見ることができまして、いくつか途中下車して撮ってきたので、ご紹介します。
また、Webムービーも公開されていますので、良ければご覧ください。
いやあ、あの天ちゃんが、オダギリジョーさんが、相鉄の広告に出てくれるなんて。感動です。
ぜひこれを機に相鉄を知ってくれる人が増えてくれたらいいなと思います。
相鉄と東急の直通運転が開始して1週間が経過しましたが、便利になったかどうか、正直僕にはわからないですね。
たしかに新横浜やその先の都心方面への利便性は高まったのですが、何より遅延の多さが僕は引っ掛かりますね。平日は毎朝相鉄に乗って通勤しているのですが、先週1週間定刻通りに横浜駅に着いたことは1度たりともなく、だいたい3~4分遅れて到着するんですよね。開業間もないからというのもあるでしょうが、1週間毎日遅延してるのはもはやダイヤ設定に無理があったのではないかと疑うレベル...。一昨日は定刻でしたが、昨日はまた3分遅れ。週1しか定刻で走れないのはどうなの…笑。
それに、何よりも急行が廃止されて通勤急行のみになったのですが、急行よりも停車駅が増え、必然的に所要時間も延びています。相鉄横浜駅を発車する下り方面の急行も廃止され、特急・快速・各停のみになったことで、所要時間が延びています。僕の最寄り駅は特急の停車駅じゃないので、急行が廃止になったのはかなりデカいです。
そもそも帰宅ラッシュの時間に横浜駅を出発する特急が設定されていないので、特急に乗りたい人は1度西谷で乗り換える必要があります。しかも僕の最寄り駅は特急停車駅ではないので、大和もしくは二俣川で再び快速に乗り換えることになります。乗り換え2回は流石に面倒なので諦めて快速に乗っていますが...。急行よ、なぜ君は逝ってしまったの。
相鉄・東急直通線は一部の方には便利になったかもしれませんが、僕は正直あまり便利になったという実感はないですね。所要時間延びるわ、毎日遅延してるわで。開業初年度の利用状況などを見て来年以降ダイヤ改正も行われると思うので、最初の1年目は我慢ですかね。もちろん改善されるかどうかは分かりませんが。