たきぶろぐ

「大人」になりたくない人の雑記

コロナで通院中に自転車に当て逃げされたお話

先週末はずっとダラダラしてました。マイクラをやろうとしたんですけど、自分の部屋が暑すぎて日中は居れたものじゃないので、ずっとリビング(代わりにしているダイニングキッチン)でダラダラしていました。エアコンもついていないので、サウナ状態。僕の部屋にいるだけで整うことができます。まあ僕はそこまでサウナも好きじゃないので風通しの良いリビングに逃げているのですが。

先日、僕が読者登録しているブロガーさんが自転車に関する記事を投稿していて、僕もずっとこの場で言おうか迷っていた事件があったのですが、この記事を読んで注意喚起と、僕の執念深さと、思い出すだけ腹が立ってくるので腹いせに公にしたいと思います。自分でいうのもなんですが、僕結構根に持つタイプですから、僕とかかわる方はお気をつけて。

コロナで通院中に自転車に当て逃げされたお話

コロナで通院中に自転車に当て逃げされました。

私、今年のお正月に新型コロナウイルスに感染していました。
その時の記事はこちら→ワクチン未接種で元日に新型コロナに感染しました。

事件が起こったのは1月5日。年末年始で医療機関も閉まっているところが多く、どこも受診できず、ようやく近所の病院で受診していただけることになったので、熱は下がったもののまだ体がフワフワしているような感覚ながらも、歩いて30分ほどかけて医療機関を受診しました。

自転車に当て逃げされたのはその道中。交差点でのことでした。

信号待ちをしていると横から自転車が走ってきました。僕はイヤホンで音楽を聴いていたので、いつからいたのかは知りませんが、僕が赤信号で立ち止まると、自転車も僕の左横で一旦停止しましたが、チャリンチャリンとベルを鳴らしてきました。この交差点は十字路で、僕が渡ろうとしていた歩道とは別の、自転車側から見て直進する方の横断歩道を渡ろうとしていたのでしょう。

でも、この道歩道がかなり狭く、ギリギリ大人二人がすれ違えるほどの道幅。私も前に出ると、今度は車と接触する可能性もありますし、何よりここは歩道。歩行者の道ですから、自転車に道を譲る筋合いなどありません。私は半歩前に出ました。それでもつま先は車道に出ていたんですけどね。

そうしたら、その後また発進。その発進したとき、僕の背中あたりにゴツンと何かが当たった衝撃が走りました。ハンドルなのか、腕なのかは分かりませんが。

「何だこいつ」と大きな音で舌打ちをして、走り去っていく自転車の後を見たところ、なんと自転車は歩行者用信号が赤に変わっていたにもかかわらず、そのまま横断。

僕は特に大きなけがなどは無く、ぶつかった衝撃で前に倒れかけたくらいでしたけど、その時もし倒れて車にひかれてたらと思うと、ゾっとしますね。

ちなみにこの自転車を運転していたのはしわくちゃのババアで、かといってめちゃくちゃ老けているわけでもないので、4,50代くらいなのかな。ママチャリで、自転車の色は覚えていませんが、薄ピンクとかだったような気がする。一旦自転車が止まった時に顔はハッキリとみているので、再会することがあったら、「このババアだ!」というのは分かります(笑)。

さて、皆さんこの自転車のどこが悪いか、わかりますか?罪に罪を重ねているのですが、皆さんいくつ分かりましたか?

何がいけなかった?

僕は法律の専門家でも何でもないのですが、小学校・中学校・高校で自転車講習的なものは受けているので、その知識をもとに何がいけなかったのか、書いていきます。

その1 歩道を走行している

警視庁は自転車が歩道を走行してよい例として、以下のように記載しています。

歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識等があるとき。

13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が自転車を運転しているとき。

道路工事や連続した駐車車両などのために車道の左側部分を通行するのが困難な場所を通行する場合や、著しく自動車の通行量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのために、追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険性がある場合など、普通自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ないと認められるとき。

出典:1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 警視庁

で、この歩道がどうだったかというと、もちろん大人二人がかろうじてすれ違えるような歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識はありません。

それに、僕の見た感じだと絶対に13歳未満の子供、70歳以上の高齢者ではありません。身体が不自由かどうかは見た目だけでは分かりませんので、何とも言えませんが。

そして、最後の段落は長いですが、要約すると交通量が多かったり、道幅が狭くて車道を走るのが危険な場合です。僕が当て逃げされたのは、片側1車線の道路でGoogle Mapsで距離を測定したところ、道幅は約6m。平日の昼間、それも年末年始ということもあってか、交通量も僕が待っていた1分歩かないかくらいの間に、2,3台が通過したくらいで交通量も少なく、道幅も極端に狭いというわけではない。むしろ歩道の方が圧倒的に狭い。

あと、車道には路側帯も引かれています。車道が怖ければ、路側帯を走ればいい。なのにわざわざ狭い歩道を走った。ババアの考えることは理解できませんね。

まとめると、当て逃げしてきたババアが身体障害を持っていない限りは、歩道を走行することはアウトと思われます。上述のように専門家でも何でもない僕個人の私見ですが。

その2  歩道の右側を走行している

また、自転車がやむを得ず歩道を走行する際は、車道寄りを走行することがルールとなっています。

自転車が歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければなりません。
歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければなりません。

出典:1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 警視庁

しかし、僕が前に避けたということから想像力のある方は分かると思いますが、自転車は僕の後ろ、つまり進行方向の右側を走行していました。これもアウトです。

自転車は僕が半歩前に出た時に一度停止しましたが、それは単純に僕がもっと前に出ると思ってペダルを漕ごうとしたら、半歩しか出なかったので思わず停止したのだと思います。意図して停止したわけではないと思いますね。停止したときに「何だこいつ」みたいな顔して見てきましたから。僕も「何だこいつ」という顔で見ましたけど。

だってこれ以上前に出たら車道に出ちゃうし、避けなかったら避けなかったでずっとベル鳴らしてくるし、こっちはその時とれる最大の措置をとったまでで、こっちがとやかく言われる筋合いはない。

その3 歩行者に対してベルを鳴らしてどかそうとする

僕が見たブロガーさんもこの件で投稿をしていました。やむを得ない場合を除き、歩行者に対してベルを鳴らす行為は立派な犯罪行為です。

第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
(罰則 第一項については第百二十条第一項第六号、同条第三項 第二項については第百十七条の二第一項第四号、第百十七条の二の二第一項第八号ト、第百二十一条第一項第九号)

出典:道路交通法 | e-Gov法令検索

道路交通法第五十四条の2、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない」とあります。

で、その規定されているのがその上にある一、二なのですが、現場は見通しの良い十字路で、角に家が建っているものの、塀の一部がフェンスとなっていて向う側も見れます。なので、鳴らさなければならない場所では無いです。

それなのに鳴らした。それも一時停止して僕がババアの顔を見た時に鳴らしてきたんですよね。明らかに歩行者をどかす目的で鳴らしているのでアウトです。それに、ベルを鳴らしてどかすことで、僕は前に出ざるを得なくなり、寧ろ歩行者を危険な目に合わせることになります。

ババアが「自転車とぶつかる可能性があり、危険を防止するためだ」と主張しても、「いやいや、歩行者が自転車をよけようとして車道に出ざるを得なくなり、寧ろ歩行者と車が衝突する危険があるでしょ」と反論しますね、私なら。

そもそも、こんな狭い歩道じゃなくて、車道を走っていればいいのにね。

その4 歩行者とぶつかったにもかかわらず、そのまま逃走

そして、故意であろうが無かろうが、歩行者の私とぶつかったにもかかわらず、そのまま自転車を漕いで現場から立ち去ったわけですから、言わずもがな当て逃げ(ひき逃げ)になりますね。

知らない人は居ないと思いますが、自転車も車と同じ車両の一部。(分類は軽車両ですが)。当て逃げをしたらもちろん罰則の対象となりえますし、何よりも人間としてありえないですよね。ぶつかったら「すみません」とか言わないのかね。僕の倍近く生きてると思いますが、あんな人間にはなりたくないですね。

その5 赤信号なのに横断

そして、最後。歩行者用信号が赤信号なのにもかかわらず、自転車は横断歩道をそのまま走行して直進していきました。もちろん、これもアウトです。

歩行者用信号が赤になっても、車用信号が青のパターンもあると思います。だいたいのところは歩行者用信号が赤になった数秒後に車用信号が赤になりますものね。

しかし、今回のケースでは例え車用信号が青だったとしても、自転車は横断歩道を渡っているわけですから、歩行者用信号に従う必要があります。
参考:自転車が守る信号は車用と歩行者用、どっち? | NHKライフチャット

もしこの自転車が車道側を走っていれば、歩行者用信号が赤になっていても、車用信号が青であればそのまま直進できますが、自転車は歩道を走行し、横断歩道を走行していましたので、歩行者用信号に従う必要があります。

そのため、歩行者用信号が赤にも関わらず横断歩道を渡ったババアは、もちろん規則違反になります。

赤信号を渡ってはいけない、小学生でもわかることなのにそんな当たり前のこともできないとは。ババア、一回小学生からやり直したら?


なお、横断歩道を渡った後も堂々と歩道のど真ん中を走行していました。

僕もけがを負っていたわけではないですし、コロナの受診予約をしていたので予約の時間に遅れるわけにもいかないので、特にこれといった対応はしていませんが、一瞬マスクを外して唾を吹きかけてやろうかと、頭によぎりました。まぁ流石に理性を保ってやりませんでしたけどね。

でもお天道様は見てますから、いつかバチが当たるといいですね。ベルを鳴らしたら私服警官でそのまま逮捕されたとかだったら面白いんだけど(笑)。

免許がいらないからこそ、交通ルールの順守を

自転車は免許がいらないからこそ、こういうルールを知らないババアや、変な奴らも乗れてしまいます。でも、自転車でも人を殺すことやケガをさせることはできます。

事故を起こしたときに「知らなかった」では済みません。無知は罪とも言いますよね。

それに、人を殺して「人を殺しちゃダメなんて知らなかった」と言って罪に問われないことなんてありえますか?ありえないでしょ?それと同じで、「ルールを知らなかった」と言って罪に問われないことなんてありえません。

自転車で事故を起こし、裁判となった際に1億円近い賠償請求がなされることもあります。後悔してからでは遅いので、今一度ルールの確認、順守を。

そして、ババア。見てる可能性は極めて低いだろうけど、自分よりも年下の人間にこうやって指摘されることを恥ずかしく思えよ。